再利用はゴミだけじゃない?企業も取り組む水資源のリサイクル

企業の水資源リサイクルに関する総合情報サイト

水のリサイクルの基本コンセプト

海に囲まれた日本人にとって水は汲めども尽きぬ豊かな資源のように思えますね。飲料水はもちろんのこと、農業や工業などあらゆる場面で私たちは水を使うために、次第に水不足の危機に迫られています。 企業も家庭も使う水のリサイクルをすることが必要になってきているのですね。

家庭から企業まで水のリサイクル

企業においても水の節約は、エコ生活の基本と変わりません。リユース・リデュース・リサイクルがその基本のコンセプトです。

自然の水の中には、1000種類以上の微生物が生息しているといわれています。それらの中にはアンモニアを窒素ガスに変換して取り去ってくれるものもいます。こうした微生物を利用すれば、工場排水などの有害物質を含んだ水を安全にしてから河川に流したり、あるいは再び工場内で再利用できるのですね。

私たちの時代では、全てがマクロにつながっています。食糧問題の解決のために家畜の飼育を増やせば、資料としての穀物の消費量が増えますから、別の意味で食糧難が加速されてしまいます。循環システムの水を使って、魚を養殖することが始められています。

こうした循環システムで使うのは、自然に生息していた微生物です。新しいコンセプトの水リサイクルですね。ホテルなどから出る排水も、中水造水プラントで、ごみを除去して、含まれているタンパク質や油を微生物を使って分解します。こうして作られた中水は再びホテルの中で使われるのです。

アメリカの一部の降雨量の少ない自治体では、トイレの水もリサイクルして飲み水にしているところもあります。宇宙飛行士なども、すでにそうしたリサイクル水で生命を保っていたのですよね。日本の都会ではほとんどのところが水洗トイレですが、水洗トイレの場合には、一人当たり一日に50リットルは浄水を使用してしまうといわれています。こうした水も最近では再利用して使うという動きが活発になってきています。

企業のできる水資源対策

企業では工場はもちろんのこと、ホテルなどのサービス業でも膨大な量の水を使います。昔のように水と空気はいくらでもあると思われていた時代は終わりました。 限られた水資源をいかにうまく使って、企業を回してゆくかを考えなくてはいけない時代になりました。

食品製造業の場合の水対策

飲料水や食品製造業では、商品の原料としての水はもちろんのこと、製造設備の洗浄や、冷却などのために膨大な量の水を使います。 水資源を有効に使うためのエコの3原則から始めます。Reduce:使用する水の量を減らす。Reuse:使った水を繰り返して使う。Recycle:使った水をきれいにして再利用する。