企業の水資源リサイクルに関する総合情報サイト

食品製造業の場合の水対策

地方自治体での水資源の再利用

地方自治体が進める水資源再利用は、雨水貯留や下水の浄化処理によって得られた中水を水洗トイレ、散水、都市環境の保全やアメニティーに使うものです。健康衛生のため,散水、都市環境の保全や清掃に、原水にし尿等を含んでいた中水は使うことを禁止されています。

冷却水については、水道水並みの水質が規定されています。レジオネラ菌等の繁殖を防ぐためですね。

雨水は自然による水資源の再利用ですが、トイレ用水、噴水、散水などに使用されるほか、ビルの屋上などに貯留タンクが設置されるようになってきています。家庭でもこの雨水利用のシステムが利用されるようになってきています。屋根から雨水を集めて、沈殿ろ過してからタンクにためるようになっています。多くの地方自治体がこの家庭用の雨水利用システムに対して助成制度を打ち出しています。

雨水及び各種排水の浄化法

企業や家庭あるいは地方自治体で広まりつつある雨水利用の浄化法には次のようなものがありますね。*活性汚泥法*微生物によって排水中の有機物を分解処理するものです。*膜処理:微細な穴のある膜を使ってろ過することで不純物を除去する方法です。*オゾン処理:オゾンは強力な酸化力を持ち、消毒、脱臭、脱色をします。*活性炭処理:活性炭表面に吸着したり、活性炭表面に生息する微生物によって不純物を分解して浄化します。*紫外線処理:紫外線により、浄化前の水中の細菌等を不活性化・無害化します。

雨水の利用は、路面が舗装されて雨水が大地に吸収されないので、路上の汚濁物質が雨水で流されて、公共用水域に流れ込み水質を悪化させていました。雨水を一時貯留する地下埋蔵管を設置する地方自治体も増えてきています。